医者は言わずもがな薬屋や按摩が繁盛し、銭湯や散髪は閑散としている。まるで今と何も変わらない情景が描かれている。昔から人類はウイルスとの戦争を続けてきたのだ。
ウイルスについて学ぶ最も一般的な動機は感染症に対する知識を深める事だろう。
感染症に焦点を当てた細菌とウイルスの本である。一般雑学的な内容で、文章は平易で読みやすい。やや専門用語の解説不足なのでより入門向けの本を先に読むのがいいだろう。
それなりに生物の授業内容を覚えているという人にとってはここから読んでも問題ないだろう。
細菌やウイルスの構造についても基本的な部分が体系的の書かれているので非常にわかりやすい。
インフルエンザ・コロナウイルス、昨今話題の狂牛病にも当然触れられている。人類において脅威となる感染症は一通り解説されている。
写真も多く、ビジュアルは借りてきた中で最も重要分かり易かった。
闇雲にウイルスを恐れるのではなく1つずつ学んでいく事で不安と向き合っていきたい。
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