正直に言うと全ては読んでいない。途中で読むのをやめてしまった。
端的に言うと、ただ恐怖を煽るだけのだけの依存症ビジネスのTIPS集だった。
読んでよかったと思えるのは世の中にこれだけの種類の依存症ビジネスがあるんだな、と知れるところ。
しかし若干こじつけも多く、物事を露悪的に穿ちすぎている。
ゲーム依存症についてのパートは楽しく読めるかと思ったが、ただ依存症にハマる人を描くばかりで視点も偏向的。内容的には3流ゴシップや買い煽りのブログと同等だ。発展性やメッセージはない。
スマホが依存症を誘発させる仕組みなのは理解できるが「どう付き合うか」と言った視点は薄いので別の書は当たった方がいいだろう。『フェイクニュースを科学する: 拡散するデマ、陰謀論、プロパガンダのしくみ DOJIN選書』はテーマがずれるが情報に対する付き合い方としてはおススメだ。
また具体的なスマホの遠ざけ方の手法に関しては『SINGLE TASK』も悪くないと思う。
依存症ビジネスを組み立てる着眼点やマネタイズの分類など、「仕組み」についてを知りたかったがこちらの本の目的は少し違ったみたいだ。
もう一つの依存症についての候補、
を読もうと思う。
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