単語帳といっても読み物としても面白い。
英単語を
接頭辞+語根+接尾辞のパーツに分解して、成立過程を理解して覚えていく。
英単語にも漢字の「つくり」や「へん」と同じように元となる意味を持ったパーツがあるわけだ。
パーツの意味がわかれば漢字と同じように、単語の意味を知らなくても大体の類推が出来るようになる。これによって芋づる式に理解できる単語が増やせると言うのが語源を理解する学習の強みというわけだ。
また成立までの過程にまつわる事例やエピソードも紹介されているので自然に覚えやすい。
イラストは棒人間を中心として動きの根源的なイメージを重視されていて非常の明快。
よく言われている事だが、英語は動きやビジュアルを描く言語と言われる事が強く実感できる。ここが日本語との大きな違いだと個人的に思っていて、特に接頭辞のモーションイメージが頭に思い描けるかどうかが語彙数に直結するのではないかと感じている。
これは熟語の場合、より顕著になると感じていてその辺りを確かめるためにも続刊である「英熟語の図鑑」も読んでみようと思う。
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